こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。
30代となって、貯金をしないといけないと思いながら、あまりできてなかったりしないでしょうか?
それに、30代となると、世の中の皆さんはどのくらい貯金をしているのか気になりますよね?
同僚や友達ともあまり貯金の話はしないと思うので、いくら貯金があれば世の中の平均なのか、みんなはどのくらい貯金をしているのか、など。
今回は、そんな気になる30代の貯金額の平均や中央値などを書いていきます。
30代の貯金額の平均と中央値は?
さて、世の中の30代はどのくらいの貯金を持っているのでしょうか?
金融広報中央委員会のデータ「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」を参考にしながら、世の中の30代の貯金事情を紐解いてみます。
データについては、独身世帯と家族世帯(二人以上世帯)に分けて紹介します。
なお、ここで言う「貯金額」には、貯金だけでなく、株式や保険も含まれています。
30代独身世帯
30代独身世帯の平均貯金額は、606万円です。
皆さん、どう感じましたでしょうか?
多い?少ない?人それぞれに感じ方は違いますかね?
僕は結構みんなしっかり貯めてるんだ〜って感じました。
1つ前の令和2年のデータだと、30代独身世帯の平均貯金額は327万円だったので、この1年で2倍弱くらいに増えています。
コロナ禍での消費縮小や直近の株高などが影響しているのかもしれませんね。
上記は平均値ですが、中央値となると、56万円となります。
中央値を見ると、意外に少ないですね、、、
平均値と中央値にこれだけの差があるのは、金融資産非保有世帯が36.3%となっていて、約3人に1人が貯金額ゼロとなっているからです。
つまり、貯金額が多い一部の人に引っ張られて平均値が上昇しているということが読み取れます。
1,000万円以上保有している世帯は、10.9%となります。
二極化の傾向が如実に出てますね
ちなみに、預貯金だけの平均は、400万円です。
2/3を貯金で保有していて、残り1/3を株式、投資信託、保険等で保有しているというのが実態のようです。
30代独身世帯の金融資産保有額の割合別のデータは以下のとおりです。
30代家族世帯(二人以上世帯)
30代の二人以上世帯の平均貯金額は、752万円です。
上記は平均値ですが、中央値となると、238万円となります。
平均値と中央値の差が独身よりも少なくなっているのは、金融資産非保有世帯の差が大きく、22.7%が貯金額ゼロとなっています。
独身世帯よりも全体的に多いですね。
これは夫婦共働き世帯があることや、子供のためということでの貯金の意識が高いということが要因として考えられるのかなと思います。
ちなみに、預貯金だけの平均は、380万円です。
半分近くを貯金で保有して、残り半分を株式、投資信託、保険等で保有しているというのは変わりませんが、残り半分のうち、保険が半分、残りが株式と投資信託となっていて、世帯の人数が増えていることで、保険の割合も上がっているようです。
30代二人以上世帯の金融資産保有額の割合別のデータは以下のとおりです。
30代の年収に対する貯金割合は?
貯金の絶対額となると、額の大小によってどうしてもばらつきがでてしまうところではありますが、年収に対する貯金割合というデータもありました。
もちろん、こちらも年収によりばらつきがでてしまうところではありますが、世の中の30代が年収のどのくらいを貯金に回しているかというのも気になる指標ではないでしょうか。
みんな、どのくらいの割合を貯金しているのかな?
30代独身世帯
30代独身世帯の年収に対する平均貯金割合は、16%です。
みなさん、そこそこしてますね〜
割合が一番多いボリュームゾーンは、「貯金しなかった」となり24.6%となるのですが、次に多いのが「10%〜15%」となり17.1%、3番目に多いのが「35%以上」で16.2%となります。
この結果から見えるのは、貯金があまりできていない世帯と貯金をかなりしている世帯と二極化しているということですね。
やはり、貯金割合でも二極化ですね、、、
30代独身世帯の年収に対する貯金割合別のデータは以下のとおりです。
また臨時収入に対する貯金割合というデータもあるのでご紹介します。
30代独身世帯の臨時収入に対する平均貯金割合は、40%となり、年収に対する割合よりも非常に高いです。
割合が一番多いボリュームゾーンは、「60%以上」となり24.1%、次に多いのが「貯金しなかった」となり18.4%となります。
年収よりも臨時収入に対する貯金割合のほうが平均としては多いのですが、より顕著に二極化の傾向が表れています。
30代家族世帯(二人以上世帯)
30代の二人以上世帯の年収に対する平均貯金割合は、14%です。
割合が一番多かったボリュームゾーンは、「貯金しなかった」となり22.2%、次に多いのが「10%〜15%」となり19.1%、3番目に多いのが「5%〜10%」となり13.6%となります。
独身世帯と二人以上世帯の傾向は同じですね。
若干、貯金額が少なくなっているのは、子供がいる世帯が多くなっているため、出費がその分多くなってしまうのかなと想定されますね。
独身世帯よりは二極化が緩やかになってはいるものの、貯金できている世帯とそうでない世帯に分かれてくる感じですね。
30代二人以上世帯の年収に対する貯金割合別のデータは以下のとおりです。
独身世帯と同様、臨時収入に対する貯金割合のデータも紹介します。
30代の二人以上世帯の臨時収入に対する平均貯金割合は、35%となり、年収よりも多いのは独身世帯と同じ傾向です。
割合が一番多いボリュームゾーンは、「貯金しなかった」となり23.7%、次に多いのが「60%以上」となり22.1%となります。
独身世帯と同様、臨時収入の方が二極化が顕著ですが、「貯金しなかった」が一番多いということは、子育てに関する費用や住宅に関する費用に費やしているのかなと推測します。
子育て費用は結構かかりますよね、、、
貯金を増やすには先取り(天引き)貯金
やはり30代ともなってくると貯金を増やしていきたいですよね。
みなさん、貯金はどうやってしていますか?
お給料から必要なものに使っていって、残った額を貯金している、という方が多いのではないでしょうか?
実は、その方法だとなかなか貯まらないんです。
お金が手元にあったら、ついつい使っちゃいません?
僕もお財布にお金が多く入っていると、ついつい気が大きくなって使っちゃいます
貯金を増やすには、先取り(天引き)貯金です。
給料が振り込まれる口座とは別に、貯金用の口座を準備します。
お給料をもらったら、そのうちの1/4をその貯金用口座に移してしまうのです。
そして、残った分を給料分とみなして、その範囲内でやりくりするのです。
これは一代で財を築いた本多静六氏が実践していた1/4給料天引き法です。
本多静六氏の著書の紹介記事はこちら。
この方法が素晴らしいのは、給料の1/4が元々なかったと思えることです。
これ、思い込みが重要です!
この方法を実践すると、手取り給料の1/4が確実に貯金できます。
僕もこの方法を用いて貯金を貯めて、不動産投資に乗り出すことができました。
不動産投資だけでなく、様々な投資をするにあたって、少なからず多少の自己資金がないとスタートができません。
セミリタイアやFIREを目指す上でスタートなるのが、自己資金の確保です。
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まとめ
お伝えしたいポイントは、以下の通りです。
- 30代独身世帯の平均貯金額:327万円、中央値:70万円
- 30代家族世帯(二人以上世帯)の平均貯金額:591万円、中央値:400万円
- 30代独身世帯の年収に対する平均貯金割合:16%
- 30代家族世帯(二人以上世帯)の年収に対する平均貯金割合:13%
- 貯金を確実にするには先取り貯金
独身世帯及び家族世帯の平均値、中央値は、将来を考えるとちょっと心もとない数値ですかね。
将来に向けた資産形成として、貯金は少しずつでもしていくほうが、ゆとりある暮らしに向けては良いと思います。
貯金が一定額できれば、それを資産運用していき、さらに増やしていくことも可能です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!
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