こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。
本業が忙しいサラリーマンの方から、不動産投資に興味はあるのだが、なかなか時間が取れないため、効率的に進める方法がないか、というご質問を受けました。
不動産投資は、投資であり、かつ、事業でもあるため、なるべく時間を作って自分で情報収集し理解して進めていくことが重要と考えていますが、とはいえ、このような状況における僕なりの考えを書いてみました。
不動産投資を始めたいが忙しくて時間の捻出が困難。効率的に進める方法はないか。
質問がありましてご連絡いたしました。
私は30代のサラリーマンでして、資産形成、とりわけ不動産投資に興味を持っております。
不動産投資は融資が活用でき、サラリーマンの強みが活かせると考えており、ワイパカ様の考えに共感をしております。
将来的にはFIREできればよいなとぼんやりと思っているものの、まずはなんとか現状を打破して、少しでも不動産投資での収入を得られないかと思っています。
ただ、現在の仕事が忙しく、なかなか時間が取れないのが悩ましくあります。
そこで少し虫の良い相談なのですが、効率的に進めていく方法があれば教えていただけませんでしょうか。
感覚的には、利益の最大化というよりは多少利益を犠牲にしても、効率を優先した場合のやり方についてご教授いただけますと幸いです。
ご質問ありがとうございます。
不動産投資を始めたいけど、時間の捻出がなかなか難しい状況の場合、どうにか効率的な方法はないか、ということですね。
最近、色々と相談を受ける中で、不動産価格が高騰しているせいか、なかなか良い物件に巡り会えないということをよく聞きます。
不動産投資物件のポータルサイトをスマホでスクロールする日々が続いているけど、このまま続けていても何か変わりそうな気がしない、ということもよく聞きます。
時間の捻出が厳しい中で物件に出会えない日々が続くと結構メンタル的にこたえますよね。。
不動産投資はある程度時間をかけることが必要
不動産投資を始めるには、ある程度時間がかかりますよね。
以下のような投資にあたっての条件を自分なりに考えないといけません。
- エリア(都心 or 地方)
- 求める利回り
- 1棟もの or 区分所有
- 建物の構造(木造、鉄骨 or RC)
- 物件の条件(広さ、間取り、築年数、設備、駅徒歩、周辺環境など)
- 毎月のキャッシュフロー
- 融資可能な金融機関
- 融資可能利率や融資機関
- 物件保持期間
- 管理会社選定 など
ポータルサイトに物件は多数掲載されているものの、その物件を購入して良いかどうかは、上記項目について自分なりの判断基準がないと購入には踏み切れませんので、このような条件を自分なりに整理する必要があります。
そのため、不動産投資を始めようとしても、すぐに翌日不動産が自分の手元に来ることはなく、条件を吟味、精査して、その条件に合った不動産を探すという活動が必要となるため、ある程度の時間が必要となります。
不動産のプロではない限り、どの情報を信頼するかが肝
不動産投資は投資であり、事業であるため、自分で内容を理解して、自分の責任で進めていくことは大前提だと思っています。
ここを疎かにしてしまうと、変な話に引っかかって、取り返しのつかないことにもなる可能性があると思っています。
ただ、自分で内容を理解して、進めていくとした場合にも、不動産のプロではないため、不動産投資に関する情報収集が必要です。
自分の知らない分野のことを学んでいくので当然ですよね。
情報収集先としては、書籍やWeb、セミナーなどがありますね。
一方で、書籍やweb、セミナーの情報をすべて鵜呑みにできるかというとそうでもありません。
不動産投資は、唯一の正解というのがなく、いろいろな手段で成功することが可能です。
(そもそも成功って何かというところも議論になりそうですが、ここでは少なくても儲かる(投資金額よりリターン金額が大きい)ことを成功とします。)
そのため、どの手法を取り入れるかも自分で決めなくてはなりませんが、そもそも、それら情報の真偽の見極めも重要です。
それらの情報の真偽はいろいろな角度から見極めていくことになりますが、これを突き詰めて考えると、その書籍の著者やwebでの発信者、セミナーの講師や主催者など、”誰かの内容を信じている”ということになると思います。
様々な情報から取捨選択するということは、誰のどの情報を信じるかどうか、ということになります。
効率的に進めるには、信頼できる不動産会社を活用するのも一案
不動産投資を学ぶというのは、どの情報を信じていくのかを見極めていく作業と言っても過言ではありません。
そのため、書籍やweb情報、セミナーなど様々な情報に触れ、不動産投資の知識をつけていく必要があることは、従前からお伝えしている通りです。
しかし、それらにはある程度時間がかかります。
その時間の捻出が厳しいということであれば、信頼できる人を見つけるのが一番早いです。
その信頼できる人という位置付けに不動産投資会社をうまく活用するのは一つの選択肢になると思います。
もちろん、不動産投資会社も事業として会社運営しておりますので、購入する物件や活用するサービスについては、その会社の利益が乗ってきます。当然ですよね?
それは世の中のどの製品を購入しても同じ話であり、メーカーや販売会社の利益は乗ってくるものです。
逆に言えば、他社が介在していない商品というものは、存在しません。
僕らが不動産投資をする理由は、単純にいうと儲けたいから、資産形成したいから、だと思います。
そして、個人で探した物件は必ず儲かり、不動産会社を介した商品は必ず儲からないというわけではありません。
個人で探した物件でも儲からないものはあり、不動産会社を介しても儲かるものはあります。
つまり、不動産投資において、不動産会社を活用して物件を探すことは問題ではなく、結局、儲かる商品を見つけられるかどうか、ということに尽きます。
不動産投資会社からの物件購入となると、ビジネスモデル的には不動産会社の利益が乗ってくるため、単純に考えると、多少利回りが下がってくると思いますが、それでも自分の基準を上回るものであれば買いです。
不動産投資会社の利益分については、忙しい自分のために動いてくれるパートナーへの支払分と捉えることができれば、一つの選択肢として有効と思います。
特に質問者様のような忙しいサラリーマンの方であれば、有力な選択肢になり得えます。
信頼できる不動産会社の探し方
信頼できる不動産会社としては、以下の観点で探すことをお勧めします。
- 株式上場しているか、していれば、どの市場か
- 宅建業免許の更新回数が多いか
- 話す内容にロジックが通っているか
1. 株式市場へ上場しているか
株式市場への上場するのはかなりハードルが高いです。
株式市場へ上場できるということは、会社としてそれなりの体制が整っていないとそもそも難しいです。
そのため、しっかりしている会社かどうかの一つの判断基準にはなろうかと思います。
2022年4月4日に新たな市場区分が整理され、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つの区分となりました。
プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の順番でハードルが高くなりますので、プライム市場に株式上場しているとなると、それなりに信頼できると想定しています。
もちろん、株式非上場の会社でも優れた会社はたくさんあるため、絶対的な判断基準ではないですが、一つのスクリーニングの材料にはなるかと思います。
2. 宅建業免許の更新回数が多いか
不動産取引には宅建業免許が必要となってきますが、宅建業免許は5年に1回更新となります。
そして、その更新回数は、宅建業免許番号に表示されています。
宅建業免許番号の中に、()で囲まれた数字があるのがわかると思いますが、それが更新回数です。
(1)は新規〜5年未満であり、(2)は5年以上〜10年未満となります。
長いから良い、短いからダメと一概に言えるものではありませんが、長く会社を運営しているということは、それなりに顧客からも信頼を得ていると言えるのではないかと考えます。
更新何回以上が良い、と言うことは難しいですが、数が多い方が信頼度は上がるのかなと思っています。
3. 話す内容にロジックが通っているか
上記2つは外型的な部分ですので、最終的にはこの3つめの部分での判断になろうかと思います。
不動産投資会社の話を色々聞いていくと、ロジックが通っている会社とロジックに矛盾が生じている会社とがあります。
悪徳業者というか、評判の悪い会社は、ロジックに矛盾が生じていることが多いです。
もしくは、主張の根拠が乏しい or 不明確なケースが多いです。
一つ一つはまともなことを言っているのですが、それらを組み合わせて見てみると、矛盾していないか?ということもよくあります。
このあたりは、セミナーなどに参加して、説明を聞いた上で、質問をしていくと炙り出されてきます。
質問に真正面から答えないとか、論点をずらしにくる会社はNGです。
良い不動産投資会社を見つけるにはセミナーへ参加しよう
日々の仕事が忙しく、その上で不動産投資を実施していくのであれば、利回りは多少下がりますが、効率重視ということで、不動産投資会社のセミナーに参加して見ましょう。
セミナーは様々な会社が実施しているため、時間が許せば色々と参加してみるのが良いですが、優先順位をつけるとすれば、上記3つの観点の1と2で優先順位をつけていくのが良いと思います。
おすすめのところをあげるとすると、グローバル・リンク・マネジメントですね。
ここは株式市場の中でも最上位のプライム市場に上場しており、かつ、宅建業免許も4期目のため、外形面で信頼を置けます。
また、この会社はサブリースでの提供もしていますが、一般的には2年ごとに更新があり、その都度家賃が下がってしまうことが多いのですが、ここは、7年更新で家賃の見直し幅も最大5%減(一般的には10%減)のため、購入後の手間を無くすという観点においても、優れています。
悩んでいるのであれば、まずは参加して見てはいかがでしょうか。
1つでの判断は難しいと思いますが、複数参加して比較すると、自分の考えと合うところが見えてくると思います。
グローバル・リンク・マネジメントの公式ページはこちら
ご参考になりましたら、幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!
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