こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。
不動産投資に興味を持っても、投資する金額が大きいため、ちょっと躊躇してしまいますよね?
自分みたいな素人が成功できるのだろうか?とかを考えてしまうと思います。
でも、僕も元々不動産のことなど何も知らない素人でしたので、現時点で知らないからできないとか、そういうものではないですね。
ですが、不動産投資を何年も実施してきて、なんとなく感じているのは、不動産投資に失敗してしまう人には一定の共通した特徴があるように思えます。
今回は、不動産投資で失敗しやすい人の5つの特徴を書いていきたいと思います。
自分がその特徴と合致しているのかどうか、チェックしてみてください。
不動産業者や知り合いの言葉を鵜呑みにし、自分で考えられない人

不動産会社の営業マンのセールストークで購入してしまう人がそれなりにいます。
「これは非常にお得な物件ですよ」「皆さん最初は不安に思うものですが、これが普通です」とかのまったく根拠がなく安心させるためだけの言葉を信用してしまうのです。
また、実際に成功している不動産投資家の方法を何も考えずそのまま真似してしまう人もいます。
その不動産投資家の人とは条件が色々と異なります。
個人としての属性、不動産価格の市況、エリアの賃貸需要、融資状況、目指す目標など、条件が異なれば、同じ方法を取ったとしても、必ず成功できる保証はありません。
これらに共通していることは、誰か別の人が言うことを鵜呑みにしていると言うことです。
もちろん、成功している方の情報を参考にして進めることは間違ってはいないです。
むしろ成功事例を参考にして進めることは、成功への近道となることが多いです。
しかし、その成功事例は、なぜ成功したのか?今の自分に当てはめるには変えるところはないだろうか?などと自分の頭で考え、その方法に対して、自分が納得して進めることが大切です。
価格の絶対額が安いからという理由で購入する人

不動産投資は、資産を増やすために実施することとなりますので、基準は儲かるかどうか、です。
しかし、金額が安いからということで安易に購入する人がいます。
金額が安い場合、失敗する前提であれば、損失は少なくなりますので、良いのですが、そもそも失敗する前提で不動産投資を実施する人はいませんよね?
例えば、自分の目指す目標や投資スタイルから考えると、1棟アパートを購入すべきところなのに、価格が安いから区分マンションを購入する、ということなどです。
モノが違えば、リスクや収益性なども異なります。
また、価格が安いからといって入門編となるとは限りません。
前述していますが、不動産投資は「投資」であったり「事業」となるため、絶対額がどうこうよりも、まずはその購入しようとしている物件が、自分の購入基準と照らし合わせてどうか、と考えることが必要です。
ただし、最初からあまり高額な物件を購入してしまうと、失敗した時のダメージが大きいため、1棟目などにおいては、絶対額があまりに高額な物件は避けた方が無難ではないかと思います。
不動産投資は不労所得と考えている人

不動産投資は、不労所得であるという言われ方もされています。
僕も一部ブログ内で不労所得という記載をしているところもあると思います。
ですが、不動産投資を完全な不労所得と考えて、購入後は管理会社に任せて放っておいて構わないと考えている人は、うまくいかない可能性が高いです。
管理会社は、本来オーナーが実施すべき業務を代行してくれるため、パートナーとしてうまく連携して進めていくことは重要なのです。
しかし、管理会社はたくさんの物件を管理しており、あなたが購入した物件はその中の1つにすぎません。
そのため、管理会社の提案があなたの物件に対してベストであるとは限らないのです。
管理会社に任せっきりにしていれば、やらなくてもよいリフォームを実施して不必要な支出も多く出てしまったり、空室を埋めるために安易に家賃を下げてしまうという可能性がないわけではありません。
最終判断は、物件のオーナーであるあなたが実施して、コントロールをしていくという認識が必要です。
管理会社に丸投げをせず、密接なコミュニケーションを取りながら、しっかり責任を取るというスタンスであることが大切です。
そのようなスタンスでないと、何かトラブルがあった時に、すべて管理会社のせいとしてしまいかねませんし、そうすることで管理会社との関係も悪くなり、自分の物件の管理が後回しとなったりと、負のスパイラルにも陥りかねません。
利回りだけで判断する人

不動産投資において、利回りは非常に重要な要素ですが、利回りだけで判断してはいけません。
中古は利回りが高くて、新築は利回りが低いから、新築は儲からないかというと一概には言えません。
利回りが高くても、ローンの金利が高ければ、実際の手元に残るキャッシュは少なくなりますし、逆に、利回りが多少低くても、ローンの金利が低ければ、実際に手元に残るキャッシュは多くなります。
ですので、利回りだけではなく、その物件がもたらす収益やキャッシュフロー全体を見ることが必要です。
また利回りが高いということは、それなりに理由があります。
物件価格が適正だとするのであれば、利回りが高いということは、その利回りでなければ売れないと言うことの裏返しでもあり、リスクが潜んでいる可能性があります。
よく言われるのが、中古物件は修繕リスクがあるとか、間取りが古く競争力とかがないなどです。
利回りが高いことは儲かるということもありますが、反面、支出が膨らむリスクがあるということにもなります。
利回りは高い低いだけで判断せず、その利回りになっている理由を明確にし、そのリスクに対して自分は対応することができるのかどうか、という視点で考えることが重要です。
勉強、情報収集だけをして、行動ができない人

不動産投資に興味を持っていても、今ひとつ踏み出せない人に多くある傾向です。
不動産会社や知り合いの言葉を鵜呑みにせず、自分で情報収集し、リスクを抽出することは非常に良いことなのですが、安全サイドに倒そう、100点を狙おうということが強くなってしまい、物件の粗探しになってしまうような人がいます。
このような人は、購入ができないので取り返しのつかない失敗ということにはならないのですが、せっかく興味を持って色々と情報収集したにも関わらず、結局何もやらない人と同じということになりかねません。
不動産投資は時間が大きく味方してくれます。
例えば、利回り10%に固執して5年間購入できていない人と、5年前に利回り8%で購入した人がいるとします。
2,000万円の物件であれば、利回り8%で購入した人には、年間160万円の収入が入ります。
5年間で考えれば、160万円×5年間=800万円となります。
半分返済だとしても、手元に残るキャッシュは400万円で、そのうち2割が経費だとしても320万円利益が残ります。
それに返済分も元本部分は自分の資産になるため、仮に元本と利息が7:3だとしたら、280万円の資産増加です。
つまり、手元の利益(320万円)と資産増加分(280万円)で600万円の差ができています。
取り返しのつかない失敗ではないのですが、600万円の機会損失ということになります。
自分の条件に固執するあまり、スタートできないとすると、このような機会損失が生まれます。
不動産投資は時間が味方してくれますので、そこそこの物件でもスタートを切ってしまった方がよいことが往々にしてあるのです。
まとめ
お伝えしたいポイントは、以下の通りです。
- 不動産投資で失敗しやすい人の特徴5つ
- 1.不動産業者や知り合いの言葉を鵜呑みにし、自分で考えられない人
- 2.価格の絶対額が安いからという理由で購入する人
- 3.不動産投資は不労所得と考えている人
- 4.利回りだけで判断する人
- 5.勉強、情報収集だけをして、行動ができない人
不動産投資に取り組む前に、自分がこの特徴に合致していないか確認しましょう。
もし、特徴に合致していたら、考え方を変えるようにすると、うまくいくと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!
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