こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。
保有物件は築古アパートが中心となるため、「出口戦略はどう考えているんですか?」と聞かれることがあります。
不動産投資は「投資」なので、「入口」だけではなく、「出口」も考えないといけませんよね。
投資においては、出口をしっかりして、利益確定して初めて成功である、という話もあります。
そのため、今回は不動産投資において話題となる「出口戦略」について、僕の考え方を書きたいと思います。
不動産投資における「出口戦略」とは
不動産投資を学んでくると、物件購入の際には「出口戦略」までしっかり検討しておく必要がある、というようなことをよく耳にすると思います。
不動産投資における出口戦略とは、主に物件の売却のことを指しており、購入した物件が想定通り、もしくは想定以上に高く売却できるか、ということになります。
不動産投資を「投資」という視点で見ていくと、「投資」の成功という観点では、購入時点の資金よりも増えたかどうか、ということになってきます。
そして、購入時点での資金よりも増えたかどうかは、厳密にはその不動産を売却してからではないと判断できません。
そのため、不動産の売却までを見据えた「出口戦略」ということが語られることになります。
つまり、不動産投資で物件を購入し、家賃収入を得ていたとしても、その不動産の価値の下落が激しく、「物件購入価格>家賃収入+売却価格」となれば、それは成功ではないよね、という観点です。
出口戦略をどこまで考える必要があるか
不動産投資の目標をどこにおくかで、この出口戦略についての見解も変わってくるものと思います。
僕は、自分の人生を謳歌したい、ということに主眼を置いているため、歳を重ねてからの資産よりも、若い時代の色々と動ける時期にキャッシュを得たいと思っています。
そのため、資産性よりもキャッシュフローを重視するスタンスです。
資産性を重視し、10~20年後に完済した後に、キャッシュフローがやっと出る物件よりも、購入後即時にキャッシュフローが出る物件のほうが良いのではないか、というのが僕の考えです。
2021年12月の厚生労働省発表の「健康寿命」は、男性は72.68歳、女性は75.38歳となっています。
健康寿命としてはこのように発表されていますが、アクティブに動き回れるのは、感覚的に上記健康寿命の−5歳くらいかなと個人的には思っていたりします。
アクティブに動き回れるのを健康寿命−5歳の68歳と仮定すると、僕はその健康寿命までの約25年です。
この25年の間、自分の人生を思いっきり満喫したいと思っています。
なので、健康寿命を過ぎた後にたくさんのお金があってもしょうがないのです。
例えば、80歳のご老人から、10億円あげるので、私の年齢と交換してくれませんか?と問われても、僕の答えはNOです。
それだけ時間の方が価値があると思いますし、その時間を使って、楽しく過ごしていきたいと思うからです。
木造建築は耐用年数が22年となっていて、40年くらいで限界と言われる方もいると思いますが、実際には築100年の古民家などもたくさん存在しています。
建物がどのくらいの築年数までもつか、というのは建物のメンテナンスにより変わってくると思いますが、逆に言えば、メンテナンスをしっかりしていれば、建物は全然もってくれると思っています。
建物をしっかりメンテナンスしていれば、自分の寿命のほうが早くきてしまう可能性も十分にあるかなと思います。
少し出口戦略から話が逸れてしまいましたが、出口戦略について、少し極端な言い方になってしまうかもしれませんが、自分の寿命が尽きる時に、保有している物件の価値がゼロだとしても全然問題ないと思っています。
それよりも、しっかりとしたキャッシュフローが出るかどうか、それが1番の関心事です。
僕には子供がいますので、多少何かを残せればいいかなと考えることもありますが、それが主眼ではないです。
あまり多く残しても良いことはない気がしますし、親が自分の人生を楽しんでいる姿を見せることが子供たちにとっては一番良いのではないかと思っています。
もし、このブログを子供たちが見たら、「残してくれた方がいい!」とか言われるかもしれませんが…w
ですので、僕は出口戦略についてはあまり厳密に考えていなく、基本的には持ち続けるスタイルです。
不動産投資を拡大していく中で、状況により売却することもあるかもしれませんが、おそらく、それはあくまで新しいキャッシュフローを得るためのもの、になると思います。
僕の出口戦略の考え方については賛否あると思いますが、今はこのように思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!
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