資産形成期においての生命保険の価値を考える

資産形成期においての生命保険の価値を考える
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こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。

社会人になったら、「生命保険くらい入っておくものだ」と言われたりすることはありませんか?

生命保険会社の営業マン・営業レディからもそんな声がけをされたりしますよね。

日本人の横並び意識を利用した「新社会人の皆さん、入られますよ?」的なセールストークもあったりします。

僕は、「生命保険が月々はそれほど高くないものの、トータルで考えるとかなりの金額を支払うものである」という考えがあったため、色々と検討した結果、社会人になったばかりの頃には生命保険には入りませんでした。

今振り返ると、おかげでその分自己資金を効率よく貯めることができた部分もあったのかなと思っています。

(もちろん、これは個人的な判断となるため、個別の事情などがある方は別の話となります。)

今回は、資産形成に向けた生命保険の位置付けについて書いていきたいと思います。

目次

生命保険とはどういうものか、を改めて考える

生命保険とはどういうものか、を改めて考える

生命保険への加入検討にあたっては、そもそも「生命保険とはどういうものか」を考えることが重要と思います。

生命保険は、基本的には加入者に不幸な出来事(死亡、三大疾病など)が起こった時に、保険金が支払われる仕組みとなります。

生命保険には色々な特約などを付加することができますが、ベースとなるのはこの死亡保障です。

加入者が亡くなった時に、受取人にまとまった金額が支払われるものです。

このベースを基本とすると、生命保険とは、加入者である自分が亡くなったときに、金銭的に困る人がいれば入るべきもの、ということになります。

もう少し掘り下げていくと、加入者が稼ぎ出す収入に頼っている人がいるかどうか、ということです。

ここから考えると、まず独身の方や子供がいない共働きの夫婦は基本不要になりますよね。

自分の葬儀代を出したいという考えもあると思いますが、葬儀の金額はそれほど多額になるものではないため、貯金から賄うことが可能であり、保険金で賄う必要はないと思います。

とすると、主に生命保険の必要のある人は、家族を養っている方、ということになるものと思います。

家族を養っている方がなくなったら、その家族が路頭に迷ってしまいますし、愛する家族に迷惑をかけたくないという思いもあると思います。

ベースの死亡保障だけではなく、病気になった際に医療保険などの特約もあり、そちらがメインという方もいると思いますが、日本は国民皆保険制度となっていて、病気になった際の基本的な保障が充実しています。

医療費が高額となっても、それを健康保険がカバーしてくれるため、本人の負担は一部で済むこととなります。

ですので、この日本において医療保険に入る必要があるかどうか、ということは吟味すべきことかなと考えます。

生命保険のビジネスモデルを理解する

生命保険のビジネスモデルを理解する

生命保険への加入の要否を考えるにあたっては、生命保険のビジネスモデルを把握する必要もあります。

生命保険会社の収入はどのように成り立っているかというと、主には以下の2つです。

  • 保険料収入
  • 資産運用収入

保険料収入

生命保険を契約して、様々な保障を提供することにより、加入者から保険料を受け取ります。

資産運用収入

生命保険会社は加入者から受け取った保険料収入をそのまま寝かせておくのは勿体無いですから、その保険料収入を運用することで収益を上げます。

といっても、加入者の保障をする際の原資となりますので、リスク資産へ多く運用することも難しく、公社債といった債権などのリスクを抑えた資産で運用しています。

保険料収入の内訳

生命保険会社の収入として大部分を占める保険料収入の内訳を見てみると、「保険料収入=純保険料+付加保険料」となります。

純保険料は、加入者の保険料の支払いに必要なお金です。

あくまで支払い保険料の原資部分となるため、生命保険会社の社員の給料やオフィスビル費用、その他会社としての維持費は含まれていません。

付加保険料は、保険サービスを継続して提供するための会社としての維持費(社員の給料、ビル賃貸料など)となります。

つまり、加入者は純粋な保険料とともに、保険会社の維持費を上乗せして払っているということになります。

では、この割合がどうなっているかというと、純保険料:付加保険料 = 7:3 と言われています。

つまり、加入者が支払う保険料の約3割が保険会社給料や利益となっているのです。

生命保険のビジネスモデル

生命保険のビジネスモデルは、加入者同士の助け合いですよね。

加入者からお金の拠出を募り、不運になった人に対して、まとまった金額を支払います。

不運は誰にでも起こり得る話なので、その不運をみんなでカバーしましょうと言う形です。

コンセプトは異なれど、ビジネスモデルとしては宝くじと同じなんです。

多くの人からお金の拠出を募り、ある一定の事象となった人にまとまった金額を支払います。

多くの人からお金の拠出を募り、ある一定の事象となった人にまとまった金額を支払います。

保険と宝くじと大きく異なるのが支払われるトリガー(きっかけ)です。

保険は不運となってしまった人に払われますが、宝くじは幸運な人に支払われます。

つまり、保険は不運となってしまうことに賭けているようなものとも言えるので、本来であれば、自分だけでカバーできない不運にのみ加入するのが良いのです。

生命保険に入るべき人、及び入るべき保険

生命保険に入るべき人、及び入るべき保険

上述から考えると、生命保険に入るべき人は、家族を養っている人であり、入るべき保険は死亡保障の保険料が少ないもの、となります。

なぜ、保険料が少ないものがよいかというと、約3割が付加保険料として生命保険会社のために支払っているものなので、母体となる保険料が少ないほうが、割合的に付加保険料が少なくなるからです。

家族を抱えているサラリーマンの方は、自分が不慮の事故などに遭ってしまうケースを考えて、掛け捨ての死亡保障に特化した生命保険に入ることをお勧めします。

もし、その他の保険に加入していれば、内容を確認した上で、不要として判断したものは解約し、資産運用の原資として取り入れたほうが、将来的により良いはずです。

だって、不運に多くを賭けるのって、自分が不運になってもらいたいと願うことにもなるので、ちょっと違う気がするのです。

不動産投資は生命保険の要素も含まれる

不動産投資は生命保険もセットにできる

実は、不動産投資をすると、生命保険の要素も含めることができます。

この点からも家族を養うサラリーマンの方には特におすすめと思っています。

というのも、不動産投資は基本的に金融機関から不動産投資ローンという融資を受けて物件を購入します。

その融資を受ける際、金融機関からは「団体信用生命保険」(以降、「団信」という。)を合わせて設定されることが多いです。

(セットされない場合もありますので、融資の際、金融機関に確認しましょう)

この団信は、加入者(ローン契約者)が死亡すると、残債(残っている借金)がゼロになります。

つまり、3,000万円の融資を受けて物件を購入した場合、購入当初は、3,000万円の生命保険に加入しているのと同義となります。

どのくらいの死亡保障が必要かは個別に異なりますので、ここでは言及しませんが、必要な死亡保障と同額以上の不動産投資ローンの融資を受ければ、生命保険と機能がかぶるので、不要になるというのが僕の見解です。

あるサラリーマン

でも、不動産投資ローンの返済が進んで、残債が少なくなれば、団信で保障される金額が減るので、その分生命保険を追加する必要がありませんか?

死亡保障の金額としてみればその通りなのですが、残債が減っているということは、減った分はすでに返済し終わっているため、資産として保有しているということになります。

つまり、残債がいくらであっても、亡くなったときにその物件は無借金で保有しているという事実は変わりません。

(上記の例でいうと、3,000万円の不動産が手に入るという事実は変わらない。)

後は、物件を売却するか、そのまま運用していくかの判断はありますが、物件を売却すれば、まとまった金額が入ってきます。

それって、保険金が振り込まれるのと同じですよね?

不動産投資には他の投資と違い、このようなメリットもあります。

もちろん、生命保険を節約したいから不動産投資をするというのは、本末転倒な感じとなりますので違いますが、不動産投資をすることにより、保険料の最適化も図れることは理解しておいたほうが良いと思います。

まとめ

お伝えしたいポイントは、以下の通りです。

  • 生命保険を必要とするのは家族を養っている方
  • 生命保険の性質を踏まえ、自分がカバーできない不運のみとする
  • 浮いた保険料は運用に回した方が将来有益となる可能性が高い
  • 不動産投資は生命保険の機能も兼ねるため、生命保険料分お得になる

貯蓄型の保険というのもありますが、長期間払い続けてやっと少しの利益が出てくるものとなります。

そうであれば、その分を自分の手元に置いて自分で不動産投資などの運用したほうがよいのではないでしょうか。

それに、貯蓄型の保険を万一途中で解約する必要が出てしまった場合、解約返戻金は支払い金額よりも低くなることが想定されます。

保険は、何かあった時の保障という原点に立ち戻って考えるべきです。

保険と資産運用を混ぜて考えず、それぞれ個別に考えることが、資産形成につながります。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!

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