不動産投資を始めたきっかけ【FXでの挫折】

不動産投資を始めたきっかけ【FXでの挫折】

こんにちは、ワイパカ(@WhiteParka753)です。

最初は収入の複数化(副業)を目指し、サラリーマンとの両立を踏まえると、FX投資に踏み出したのですが、うまくいかずで、あえなく退場となり、副業に挫折しました。

その後、数年くすぶりましたが、サラリーマンと両立可能な継続的な収入を改めて検討したところ、不動産投資に可能性を感じました。

目次

継続的な収入を得られる副業とは何か?

継続的な収入を得られる副業とは

サラリーマンという収入のベースを維持しながら、並行して実施できる副業を考えてみました。

副業として主に考えられるものとしては、

  • プログラミング
  • webライター
  • webデザイナー
  • イラストレーター
  • せどり(転売)
  • ネットショップ運営(通販)
  • 輸入ビジネス
  • アフィリエイト
  • ブロガー
  • YouTuber
  • オンラインサロン
  • 講師業
  • コンサルタント業
  • インストラクター
  • アルバイト
  • 宅配ドライバー
  • 株式投資
  • FX
  • 不動産投資

などがあるかなと思います。

副業で得る収入には、フロー収入(サラリーマンやアルバイトなどの労働を対価として入るもの)とストック収入(労働の対価とならず毎月安定して入ってくる継続的なもの)の2種類があります。

生活のベースを支える意味では、ストック収入のほうが重要です。

FX投資における「ストック収入(継続的な収入)」に惹かれ、踏み出す

FX投資におけるストック収入(継続的な収入)に惹かれる

上記の数ある副業の中で僕の目についたのは、FX投資。

理由は以下の3つです。

  1. 通貨同士の金利差により継続的な収入が得られるため
  2. 「レバレッジ」による手元資金の数倍の取引ができるため
  3. 手間が少なくサラリーマンと両立可能なため

① 通貨同士の金利差による継続的な収入

通貨同士の金利差による継続的な収入

FXで収入を得る方法は2つあり、キャピタルゲインとインカムゲインです。

キャピタルゲインは値上がり益。株式投資で言うところの株価の値上がりです。

インカムゲインは、通貨同士の金利差による継続的な収益。株式投資で言うところの配当収入のようなものです。

日本通貨の円と外国通貨(「ドル」、「ユーロ」など)には金利差があり、この金利差分により収益が得られるのです。

僕は、為替の上下はわからないものの、一定程度の幅の中での上下であり、リスクは限定されている、そして通貨同士の金利差は急激に変動するものではない、と考え、この金利差を利用したストック収入(継続的な収入)を得ようとしました。

② 「レバレッジ」による手元資金の数倍の取引

レバレッジによる手元資金の数倍の取引

2つめの理由は、レバレッジ。

レバレッジは日本語でいうと「テコの原理」のことですが、簡単に言うと手元資金の数倍の取引が可能ということになり、その分収益を多く得ることができるからです。(損した場合も当然に大きくなります。)

為替については、一定の幅で上下しているものと捉え、一定の幅までのリスクをとっていれば、レバレッジを掛けていても問題ないという感覚をしていました。

③ 手間が少なくサラリーマンと両立可能

サラリーマンと両立可能

3つめの理由は手間の少なさ。

アルバイトやクラウドでのお仕事などは労働収入となるため、サラリーマンとの両立は結構難しいです。

限られた時間で収入を積み上げていくことを考えると、株式の配当収入が考えられますが、それにはかなりの資金が必要となります。

FXについては、2つめの理由で上げたレバレッジをかけることにより、手元資金の数倍の取引が可能となります。

その上、金利差でのインカムゲインを目指していくスタイルは、頻繁に売買をするわけではなく、一定額を購入しておくだけでよいです。

為替相場が一定の範囲内での上下ということであれば、特に相場を意識することなく、積み上げていけるのではないかと思いました。

FX投資による挫折→ロスカットにより退場

FX投資による挫折→退場

インカムゲインとレバレッジの2つに魅力を感じFX投資を開始しました。

世界情勢を鑑み、日本の国力は人口減少というマクロの観点から徐々に落ちていくと捉えました。

「日本の国力低下」→「日本の価値低下」→「日本円の低下」という流れを想定し、長期的には円安の方向へ振れていくとの仮説を持って取り組みをはじめました。

FX投資を始めた当初は順調で、安定しつつも非常にゆっくりではありますが、徐々に円安方向に振れていく感じの予測通りの動きをしており、金利差によるインカムゲインを積み上げてました。

それに伴い、レバレッジも徐々に拡大していきました。

そんな矢先に、ある時を境になぜか円高方向へ振れていきました。

最初は、その円高も一定の範囲内での動きであり、長期的には円安方向に触れていくことを疑っていなかったため、特に問題視していませんでした。

しかし、徐々に徐々に円高方向へ振れていってしまい、積み上げていったインカムゲインを大幅に上回る損失を計上していき、2008年、ついにロスカット(資金没収)となってしまいました。

ワイパカ

証券口座の残高がゼロとなりました…涙

FX投資の取り組みにおける長期的な円安になるということは、僕の楽観的な考えに過ぎず、かつ、改めて為替について調査していけばいくほど、傾向を掴むのは容易ではないことがわかりました。

また、ギャンブル的な視点で見ても、為替を舞台とするFXはマイナスサムゲームです。

為替自体はゼロサムゲームではありますが、手数料を含めたマクロ的に見るとマイナスサムゲームであり、長期的な視点で見ると、マイナスになっていく可能性が極めて高いものであることを改めて認識しました。

【ゼロサムゲーム】
参加者の得点(利益)と失点(損失)の総和(サム)が「0」(ゼロ)になるゲームのこと。
「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論のひとつです。
外国為替取引の場合、2国間の為替の取引を行うので市場全体が上がるということはあり得ず、一方の為替レートが上がれば、もう一方のレートは必ず下がることになるため、ゼロサムゲームとなる。
これに対し、株式の取引は短期ではゼロサムだと言われますが、長期的には市場全体が拡大する場合があるので、プラスサムゲームとなりえる。

【マイナスサムゲーム】
参加者の得点(利益)と失点(損失)の総和(サム)が「マイナス」になるゲームのこと。
例としては、宝くじ、競馬、パチンコなど。
これらに共通するのは胴元 (運営側) が集めたお金から何割かを自分の懐に入れるため。
その金額はそれぞれ異なるが、いわゆる「還元率」が100%未満となるため、マイナスサムゲームに分類される。

為替の動きを天才的に把握することができる人は一定数いるとは思いますが、凡人にはそれは困難であり、徐々に負けていく勝負と悟りました。

また、自分の貴重なお金を使うにあたって、圧倒的に調査・検討が足りていなかったことを反省しました。

ストック収入(継続的な収入)としての不動産投資に改めて可能性を感じる

ストック収入としての、不動産投資の可能性

FXでの失敗をしてから数年くすぶっていました。

ただ、やはりこのままサラリーマンを続けていくことはリスクがあるという思いが生まれてきて、改めて副業でのストック収入(継続収入)の道を検討し始めました。

前回の反省を活かし、見通しがわからない為替には手を出さない、値動きが大きいものは避けていく、としたところ、候補として残ったのが不動産投資でした。

また、この数年の間に自宅を購入したのですが、そのときにお世話になった不動産会社の社長さんと仲良くなり、「アパート経営はいいぞ。将来やってみたら?」との話があったことも思い出し、不動産投資(アパート経営)について検討していきました。

不動産は現物(土地、建物)があるため、株式のように紙くずになることはありません。

そのため、リスクも限定的(最悪売却できる)になるというところにも魅力を感じました。

もちろん、株式のようにすぐに換金することはできず、換金するまで時間がかかるというデメリットはあるものの、価値の保存という観点では株式よりも優位に感じました。

何よりも、不動産を購入する際は金融機関から融資(不動産投資ローン)を受けることが多くなりますが、その際に現在のサラリーマンという立場が優位となるということも、平凡なサラリーマンである僕の数少ない強みが活かせるものと思いました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブログを読んでくれた皆様によいことがありますように!

以下に続きます。

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